凌霜法曹会とは、神戸大学・神戸大学法科大学院の卒業生、修了生で法曹資格を有する者を中心として構成される同窓団体です。この凌霜法曹会は、主として、残念ながら一回の司法試験では合格することができなかった再挑戦者の皆さんに対して、「凌霜法曹会サポートゼミ」という少人数制の論文ゼミを実施しています。このゼミでは、実務家である先輩たちが自身の司法試験受験の経験を踏まえて、司法試験という実務家登用試験に合格するためにはどのような書面を作成することが必要かを指導しています。
法科大学院同窓会は、本法科大学院の修了生を中心として構成される団体です。 |
本法科大学院では、学生の自主学習や進路決定を支援するために、チューター制度(自主ゼミ支援制度)を設けています。これは、本法科大学院の修了生である若手弁護士が、学生の組織する自主ゼミに参加し、学習指導や実務への導入等を行うというものです。ゼミに参加する学生は、先輩である弁護士に、気軽に学習方法の相談や将来の進路についての相談をすることができます。
また、法科大学院における教育、学修支援及び進路指導の推進に協力するのに相応しい高い見識と経験を持つ学外の専門家に、リーガルフェローとなっていただく制度も導入しています。学生は、授業に参加しているリーガルフェローからコメントをもらったり、法律文書作成のための指導を受けたりすることができるようになっています。
2024年度 (令和6年度) | 2023年度 (令和5年度) | 2022年度 (令和4年度) |
2021年度 (令和3年度) | 2020年度 (令和2年度) | 2019年度 (令和元年度/平成31年度) |
六甲法友会は、神戸大学法学部・法科大学院の卒業生、修了生で、主に首都圏で活躍する企業の法務担当者および法曹を中心として構成される同窓団体です。神戸大学東京オフィスの協力を得て創設されました。首都圏における在学生を含めたOB・OGの積極的交流・研鑽、本学出身者の法務関係就職(中途採用を含む)の支援のための情報提供等を目的とし、年に2回程度の研究会ないし懇談会、相互の情報交換などを行っています。
また、組織内弁護士を含む企業/組織内法務を紹介するために、本法科大学院において2014年度から「ワークショップ企業内法務」の授業を開催しています。これは、六甲法友会が企画運営しており、他大学には見られない、特色のあるものです。講義内容は、企業法務全般のみならず地方および中央の公務員弁護士を含めた業務の実際を内部の視点から解説するものです。ベテラン、若手を問わず、実務で活躍中の六甲法友会の会員が主に担当しています。後輩の在学生のみなさんとの授業外の懇親・交流を含め、同窓運営ならではの情熱あふれる授業です。
法学部でも同様の授業を提供しています。学部生のみなさんもぜひ受講・聴講してください。
さらに、2017年から、「ワークショップ企業内法務」の講師が所属する企業が中心になって、法科大学院修了生向けに就職説明会も開催しています。企業の法務部では法科大学院修了生の評価は高く、修了生と企業のマッチングの機会を提供できるよう、六甲法友会としても積極的に活動しています。企業の中には司法試験の合格を採用条件としていないところもあります。