公法

中川 丈久
専門は行政法。神戸大学法学研究科教授。消費者庁消費者安全調査委員会、内閣府情報公開個人情報保護審査会の委員。
著書に『行政手続と行政指導』『公法系訴訟実務の基礎』。
法科大学院の教育は、みなさんを、たった2年や3年で、「法律のプロ」の末席に連なることができる水準に持っていくことを目的とする非常に効率的なシステムです。神戸大法科大学院の修了生は、実務界でとても高く評価されているようですが、公法系の実務的センスを身に付けた修了生が多いことも寄与しているようです。公法系にありがちな空理空論におぼれず、簡にして要を得た公法ロジックを、ビジネスローを含めた様々な法実務の場面で用いることができる法律家を育てるべく、わたしたちは日夜工夫を凝らしています。
*大学・大学院に在籍していた最後の年を示しています。従って、就職に伴う退学なども含みます。
は教授
は准教授
氏名 | 専攻 | 出身大学・大学院・略歴等 | ||
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研究テーマ | ||||
中川 丈久 | 行政法 | 東大・1988東大院・1990ハーバード大・東大博士(法学) | ||
行政法全般(日本法およびアメリカ法)、統治機構論(法の支配、民主制、権力分立)、消費者行政、立法過程論 | ||||
淺野 博宣 | 憲法 | 1994東大、1993司法試験合格 | ||
アメリカ憲法、プラグマティズム | ||||
井上 典之 | 憲法 | 神大・1988阪大院・阪大博士(法学) | ||
憲法上の権利である人権の規範内容およびその具体的実現方法についての研究、および文化・ス ポーツの法的側面についての研究 | ||||
興津 征雄 | 行政法 | 東大・2005東大院・パリ第二大院 | ||
行政訴訟、行政法の体系化、行政法における民主主義と正統性、グローバル行政法 | ||||
角松 生史 | 行政法 | 東大・1992東大院 | ||
都市法・土地法、財産権、地域空間管理の法的諸問題 | ||||
木下 昌彦 | 憲法 | 東大・2007東大院、2007司法試験合格 | ||
プロパティーとガバメントの関係、表現の自由の理論的基礎づけ |