教育実績

ソ・ヌリ さん

2022年3月
博士課程後期課程修了

ソ・ヌリ さん

在学中の研究内容や印象に残っていること

在学中は、主に災害に関する研究に取り組み、災害をテーマとする博士論文を執筆しました。阪神・淡路大震災を経験した神戸大学の図書館には、災害に関する資料が豊富に所蔵されており、研究を進めるうえで大いに役立ちました。

特に印象に残っているのは、在学中に新型コロナウイルス感染症が世界的に流行したことです。私自身も、コロナ禍への対応に関する論文を執筆しました。当時は博士論文の執筆中でしたが、突然、研究室や図書館を利用できなくなり、研究を続けることが難しい時期がありました。また、留学生は一度帰国すると日本に再入国できない時期もあり、私は一人で自宅にこもって過ごさざるを得ず、精神的に非常につらい経験をしました。しかし、新型コロナウイルス感染症に関する論文を執筆したことをきっかけに、それまで迷っていた博士論文の方向性が明確になり、研究を前に進めることができました。まさに「災い転じて福となす」という経験でした。

本研究科の良いところや魅力

神戸大学大学院法学研究科の魅力は、自由に研究できる雰囲気にあると思います。やりたい研究をきちんと支えてくれる先生方がいらっしゃいます。若手研究者が頑張れば、成果を出せる恵まれた環境です。

もう一つの魅力は、イノシシを実際に見ることができる点です。運が良ければ、可愛らしいうりぼー(イノシシの子供)も見ることができます。私はソウル出身だったので、野生動物を見る機会がそれまであまりなく、神戸大学に来て初めてイノシシを実際に見ることができました。神戸大学近くのイノシシは人間を学習した者たちで、人間を見てもおとなしいので、近づかず驚かせなければ、平和的に過ごすことができます(ただし、うりぼーと一緒にいるイノシシは敏感なので特に注意が必要です)。

現在のご活動・キャリアについて

大阪公立大学の現代システム研究科で講師として勤務しております。それ以前には韓国憲法裁判所の憲法裁判研究院に勤務していました。

(2026年9月掲載)

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