法学研究科案内
神戸大学大学院法学研究科の目指すもの
現代社会における「公的な諸問題(public issues)」の解決に取り組む専門家の育成、そのために必要となる知識や情報の収集力、分析力、発信力を高めること、それが本研究科の教育上の目標です。
法科大学院や公共政策大学院といった実務を重視する大学院に対して、本研究科では、現代的なニーズへの対応を意識しつつ、法学と政治学という確固とした学問の蓄積を教授していくという基本を大事にしています。個別特殊の職業教育に限定しないことで、様々な進路を目指す若者や、これまで多くの経験を積んできた社会人が、同じ場に集い、パブリック・イシューの解決という共通目標を追求していく、そういった機会を提供することが可能になると私たちは考えています。
具体的には、次のような多様な人材を育成することを念頭においた教育プログラムを提供しています。
- 公務員(地方、国、国際の三つのレベルの公務員)
- ジャーナリスト
- 研究者(法学分野と政治学分野)
- NGO/NPO職員
- パラリーガル(法曹職以外の法律専門職)