概要

学位・学費など

1. 学位

 神戸大学大学院法学研究科博士課程に置かれた前期課程法学政治学専攻修了者に与えられる学位は、その研究分野に応じ、修士(法学)または修士(政治学)です。 修了に必要な単位を修得し、必要な研究指導を受けて、修士論文またはリサーチペーパーを提出し、合格することで、学位が与えられます。修業年限は原則として2年です。ただし、一定の条件下で、1年または1年半でも、修士の学位を取得できます。

 同じく、後期課程法学政治学専攻修了者に与えられる学位は、博士(法学)または博士(政治学)です。修了に必要な単位を修得し、必要な研究指導を受けて、博士論文を提出し、合格することで、学位が与えられます。修業年限は原則として3年ですが、一定の条件下で短縮可能です。

 2019年10月から修士号及び博士号への上位表彰制度を開始します。修士論文または博士論文が審査の結果、優れていると判断された場合は、表彰状を発行します。表彰を受けた者は、履歴書等においてこれを表示することができます。上位表彰制度の概要は以下のとおりです。

<対象者>
2020年3月以降修了者で以下のプログラムに所属している学生
・ 博士課程前期課程研究者養成プログラム
・ 博士課程前期課程高度社会人養成プログラム(社会人特別入試による入学者を除く)
・ 博士課程後期課程研究者養成プログラム

※2017年度以前の入学者については、以下のコースに所属している学生
・ 博士課程前期課程研究者コース
・ 博士課程前期課程専修コース
・ 博士課程後期課程研究者コース

<表彰内容>
修士論文または博士論文が極めて優れている場合 : 秀逸 / summa cum laude
修士論文または博士論文が優れている場合 : 優秀 / magna cum laude

2. 学費と経済的援助制度

学費は神戸大学ホームページで案内しています。
https://www.kobe-u.ac.jp/campuslife/life/tuition/index.html
なお、法学研究科(実務法律専攻を除く)の入学料及び授業料は以下の通りです。
入学料 :282,000円 授業料(1年間):535,800円(変更となる場合があります)。

学生の経済的援助として、次のような制度があります。

①授業料等の免除制度

経済的な理由により授業料等の納付が困難であり、かつ、学業優秀と認められる者については、授業料の全額または半額を免除する制度が設けられており、神戸大学ホームページで案内しています。
https://www.kobe-u.ac.jp/campuslife/finaid/tuition/index.html

②奨学金制度

本研究科の大学院生が利用可能な奨学金制度の代表的なものは、日本学生支援機構の奨学金です。その他、多くの育英奨学団体が貸与・給付等、様々な条件の奨学金制度を設けており、神戸大学ホームページで案内しています。
http://www.kobe-u.ac.jp/campuslife/finaid/scholarship/index.html

③六甲台後援会大学院学生海外派遣支援金

本研究科に在籍する学生が、海外で研究活動等を計画する場合において、計画の内容が優れていると認められるときに、往復旅費等を含む滞在資金を支援する制度です。例年3月に募集要項を公開します。応募資格は凌霜会会員に限られていますので、事前に入会してください。入会方法は凌霜会ホームページで案内しています。
https://ryosokai.net/entry/index.html

④六甲台後援会リサーチ・アシスタント

研究者養成プログラムの学生をリサーチ・アシスタントとして雇用し、経済的なサポートを得つつ、教員の研究補佐業務等に従事することで、研究上必要なスキルを磨くことができます。4月下旬頃に募集します。

⑤日本学術振興会特別研究員

将来の学術研究を担う優れた若手研究者を養成・確保するため、大学院博士課程在学者及び大学院博士課程修了者等で、優れた研究能力を有し、大学その他の研究機関で研究に専念することを希望する者を「特別研究員」に採用し、研究奨励金を支給する日本学術振興会の制度です。例年3月中旬頃に募集について各教員に案内しますので、関心のある学生は指導教員に相談してください。事前に詳細を確認したい場合は、日本学術振興会のホームページを参照してください。
https://www.jsps.go.jp/j-pd/index.html

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