KIMAP(Kobe LL.M./KIMAP in Global Business Law)とは
本プログラムは、従来のグローバルマスタープログラム(GMAP in
Law)の後継プログラムです。
本プログラムは、法学・経済学・経営学の3研究科の連携により新設した
Kobe University Interdisciplinary Master Program (KIMAP)の一環として、法学研究科では 2023 年 4 月に開始されました。
プログラムの概要はこちら PDF
神戸から世界へ
「神戸から世界へ」というグローバルポリシーをコンセプトに。下の波は「港町・神戸」を象徴し、天秤は両手を広げた人間と、法律と平等を象徴しています。カラーリングに黄金を加えることで、輝かしい未来と堅実なリーダーを印象づけています。
プログラムの目的と求める学生像
今日、ビジネスの世界はますますグローバル化しており、日本企業に勤めていても海外赴任は多くなっています。
また、日本国内で勤務していても、社内で英語が用いられる場面が増えています。そのため、単に国際ビジネス法を(日本語で)学ぶだけではなく、英語を用いて実践的に専門知識を活かすことが求められています。
さらに、国内外のサプライチェーンを通じ環境基準や人権基準の遵守を確保することを求められるなどビジネス上の課題は極めて複雑化しています。
本プログラムは、国際ビジネス分野で活躍する人材を育成することを目的としています。そのため、本プログラムで求める学生は、国際ビジネス法をすべて英語で学習するのに相応しい優れた能力と英会話力を有し、また、複雑化するビジネス上の課題に関し、学際的に学ぶ意欲を有する学生です。
カリキュラム:6 つの特徴
学生が高度なスキルを修得することができるように、本プログラムは特徴のあるカリキュラムを採用しています。
1. 法律英語サポート
すべての講義が英語で提供されます(開講科目)。
講師は神戸大学の教員に加え、多くの講義を招聘外国人教員が担当します。
国際ビジネス法の科目が数多く展開されますので、これらの科目を履修することにより、英語によるビジネス法基礎教養が身に付きます。
選択必修科目には、International Investment Law や International
Business Transactions などがあります。
さらに、英語力に関し継続的にサポートを受けることができます。
「法律英語入門」 (Introduction to Legal English)
及び「上級法律英語」(Advanced Legal
English)が通年で開講されます。
また、学生の英語力に応じた追加的指導により英語力の底上げが可能です。
2. 学際的アプローチ
経済学研究科及び経営学研究科の提供する社会科学基礎科目(必修)及び異分野共創科目
(選択必修)を履修することができます(いずれも英語科目)。
これにより、法律の観点だけでなく経済学及び経営学の観点からも、国際ビジネスについて学際的に学ぶことができます。一定の要件をみたせば、「持続可能な開発と公共政策」フィールドなどの認定証を受けることができます。
3. インターンシップ
海外及び国内法律事務所等でインターンシップが可能です(選択必修)。
1 ヶ月のインターンを経験して、法律実務能力を身に付けます。
また、インターンシップを通じて、大学院で学んだことがどのように実務の世界で活かされるのかを実体験することができます。
さらに、インターンを通じて人脈を広げ、将来の就職に繋げていくことが可能です。
インターンシップ先の例:Jeff Leong, Poon & Wong (Kuala Lumpur,
Malaysia)、One Asia Lawyers
(Singapore)、大江橋法律事務所、東町法律事務所
4. 英語論文執筆
修士論文又はリサーチペーパーを英語で執筆します。国際ビジネスの世界においても、
最終的には会話能力(聞く話す)よりも文書能力(読み書き)が求められます。
そのため、大学院においても十分に論理的な英語論文を執筆することが求められます。
また、海外インターンの経験を踏まえ、アカデミックな問題関心を深めるだけでなく、実務的な関心からの論文執筆が求められます。
5. 模擬仲裁
模擬仲裁大会への参加が可能です(参加の可否は状況に応じます)。
模擬商事仲裁等に参加した場合、単位を取得することができます。
6. サマースクール
サマースクールに参加が可能です(参加の可否は状況に応じます)。
アジアの多くの大学から、教員と学生が神戸大学の一堂に集結します。最先端の国際ビジネス法の講義を受講できると同時に、他大学の学生との交流が可能です。
修士(法学)+KIMAP フィールド認定証で就職活動での競争力をアップ!
Kobe University Interdisciplinary Master Program (KIMAP)は、経営学、経済学及び法学の3つの研究科の緊密な連携によって提供される博士課程前期課程(修士)プログラムです。
そのうち法学研究科のグローバル異分野共創プログラム(KIMAP
in Global Business Law)に所属する学生は、修了要件を充足することで修士(法学)が取得できるだけでなく、1つ又は複数のフィールドの認定要件を満たすことでフィールド認定証を受領することができます。
また、フィールド認定を証明するデジタル証明として、国際標準規格のオープンバッジが発行されます。オープンバッジは、メール署名、履歴書、SNSなどに添付することで、専門フィールドの知識とスキルをアピールすることができます。(「オープンバッジとは」を参照)
KIMAP には、以下の3つのフィールドが存在します。
- International Business Field
- Entrepreneurship & Finance Field
- Sustainable Development & Public Policy Field
例えば、このうちのSustainable Development & Public Policy Field
は、公共政策決定やコーポレート・ガバナンスにより、いかに持続可能な開発を促進するかに焦点を当てます。
同フィールドの指定科目には、例えば以下の科目が含まれます(他のフィールド指定科目は
Three Fields参照)。
| 法学研究科 |
International Environmental Law; International Law for Sustainable Development; International Labor Law; Global Business and SDGs; Comparative Constitutional Law; Public International Law |
|---|---|
| 経営学研究科 |
Sustainability Accounting and Reporting; Supply Chain Management; Advanced Supply Chain Management; Sustainable Tourism |
| 経済学研究科 |
Environmental Economics; Topics of Development Economics; Macroeconomic Analysis I; Public Finance; Monetary Policy and Financial Frictions |
フィールド認定要件は以下の通りです。
- 入学時にフィールド登録
- 各フィールド指定科目から 14 単位履修
活躍する修了生
本プログラム(旧 GMAP を含む)の修了生は、国内外で活躍しています。
下記は、修了生の就職先の具体例です。
- パナソニック株式会社(知的財産部門)
- 日立ハイテク株式会社(知的財産部門)
- エア・ウォーター株式会社(グローバルビジネス部門)
- 森・濱田松本法律事務所(ミャンマーヤンゴン事務所)
- King & Wood Mallesons(中国・広州事務所)
- タイ裁判所
入学試験と入学時期
| 出願期間 | 入学試験 | 入学時期 |
|---|---|---|
| 6月中旬~下旬 | 8月下旬 | 4月 |
| 11月下旬~12月上旬 | 1月上旬 | 4月 |
| 5月下旬~6月上旬 | 6月下旬 | 10月 |
本研究科所定用紙(入学願書・履歴書と受験票)のダウンロードはこちら
修了年数
4月または10月に入学し、原則として2年で修了するプログラムです。1年半での修了を希望される場合は、1年でコースワークを完了し、残り半年間で修士論文またはリサーチペーパーを執筆することも可能です。
修了要件
- 30単位:必修科目(論文演習)4単位、選択科目 26単位
授業料
- 入学料:282,000円 [2024年度実績]
- 授業料半期分:267,900円 (年額535,800円)[2024年度実績]