教員紹介

馬場健一(ばば・けんいち)

主要研究テーマ 裁判利用、司法制度、現代社会の法化、子どもと法といった問題を、法社会学的かつ複眼的視点から捉えようと試みてきた
経歴 1962年 愛知県生まれ
1981年 名古屋市立桜台高校卒業
1986年 京都大学法学部卒業
1988年 京都大学法学修士
1991年 北九州大学講師・助教授
1995年 神戸大学助教授
1999年 同教授
2000年 神戸大学大学院法学研究科教授
主要研究業績 「法化と自律領域」『現代法社会学入門』法律文化社(1994年)
『1667年イングランド『子どもの請願』の体罰抑止の言説戦略」北九州大学法制論集21巻4号(1994年3月)
「法社会学基礎論覚え書き」神戸法学雑誌50巻1号
「『雲助』判決と地裁所長の注意処分をめぐって」自由と正義(2000年9月号)
「『科学的』調査と研究者の政治責任」法社会学57号(2002年)
『司法改革の最前線』日本評論社(共著・2002年)
「裁判官選任過程と司法の民主的正当性」法社会学59号(2003年)
「訴訟回避傾向再考-『文化論的説明』へのレクイエム-」『法社会学の可能性』法律文化社(2004年8月)
「裁判官の職務統制と独立保障-よき司法の実現に向けての理論モデル試論-」『市民の司法をめざして』日本評論社(2006年12月)
「司法の位置づけと立憲主義の日本的位相-裁判官報酬減額問題から考える-」東京大学社会科学研究所紀要『社会科学研究』58巻2号(2007年)
「市民社会の展開の中の日韓司法改革-「司法の民主化」と「開かれた司法」の間-」『市民社会と法-変容する日本と韓国の社会-』ミネルヴァ書房(2007年4月)
「弁護士広告と倫理」『テキストブック現代の法曹倫理』法律文化社(2007年9月)
「弁護士増は訴訟増をもたらすか-司法統計からの検証-」『法社会学』74号(2011年)
「行政はいかに法を学ぶか-情報公開問題から見た「法治行政」の現実と行政争訟の機能-」『法社会学』75号(2011年)
「学校教育紛争における未成年児童・生徒の周縁化と抵抗-体罰事件の処理過程を素材に-」『法社会学』77号(2012年)65-87頁
「本人訴訟の規定要因ー『弁護士の地域分布と本人訴訟率』再考-」『法の観察』法律文化社(2014年)

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公的活動 日本法社会学会理事(2001~)
龍谷大学法科大学院非常勤講師(2005~2015)
神戸女学院大学非常勤講師(2012~)
京都女子大学非常勤講師(2014~)
静岡大学非常勤講師(2016~)
奈良女子大学非常勤講師(2016~) 
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