研究科の歩み

密谷 ゆうみ さん

    2018年3月
    博士課程前期課程修了
    大阪府庁勤務

    法学研究科を選んだ理由

    市民の政治参加について、より深く研究したいと考え大学院進学を決意しました。本学では、特に政治学方法論の授業が豊富に行われており、学部生時代から関心を持っていた統計学的アプローチについて最先端の学びを得られると考えました。そのため、別の大学で学部生時代を過ごしましたが、神戸大学の法学研究科を選びました。

    在学中の研究内容

    社会運動等を含む非制度的な政治活動への参加について、国際比較調査データを用いて分析を行いました。様々な非制度的な政治活動について個別に分析を行うことで、各政治活動への参加を規定する要因や、市民がそれらの活動に参加する目的を考察しました。

    本学の良さ

    授業の質が高いことはさることながら、授業以外でも、最先端の研究について理解を深められる勉強会や研究会、研究相談のできるランチゼミ等が盛んに行われていることは、とても大きな魅力だと思います。また、指導して下さる先生方や先輩との距離が近く、研究の相談等も行いやすい雰囲気がありました。

    現在のキャリア

    2018年4月に大阪府庁に入庁しました。本学の研究生活の中で培われた、粘り強く課題に向き合い多角的に物事を検討する姿勢は日々の業務で活かされています。

    (2019年10月掲載)

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