研究科の歩み

高島 曜介 さん

    2013年3月
    博士課程前期課程修了
    朝日新聞社勤務

    法学研究科を選んだ理由

    神戸大学法学部に在学中、「なぜ内戦が起きるのか」について理論と実証の両面から追究しようと思い、進学を決めました。法学研究科を選んだのは、指導教授と緻密な研究相談ができ、また、専門分野を問わず、第一線で活躍されている先生方からご指導いただける環境に魅力を感じたからです。

    在学中の研究内容

    「内戦勃発のメカニズム」について研究しました。ゲーム理論を用いた分析では、民族間のコミットメント問題を解消する「外部アクターの予防関与モデル」を構築して仮設を導出し、クロアチアとマケドニアの比較事例分析を通じて実証分析を行いました。

    本学の良さ

    研究分野の垣根を越えた刺激的な環境で研究できるところです。定性的分析、定量的分析、数理モデル分析などについて、スペシャリストの先生方からご指導をいただくことができました。研究科の学生とも自発的に企画した勉強会で議論を重ね、他分野の研究に関心を持ち、様々な角度から問題の原因を追究する姿勢を養うことができました。これらは、現在の仕事にも生きていると実感しています。

    現在のキャリア

    朝日新聞社に記者として入社し、大津総局、福山支局を経て、平成27年5月、現在の広島総局に異動。警察と司法の担当をしています。

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