概要

入試について

1 博士課程前期課程

 博士課程前期課程の入学試験は、毎年9月上旬に行われます。出願期間は例年7月下旬です。出願に関する書類のほか、検定料30,000円が必要になります。(検定料は変更になる可能性があります。)

 出願資格、選考方法等は以下の通りです。各自が希望するプログラムによって違いがありますのでご注意ください(詳しくは、6月上旬に配布予定の募集要項を参照して下さい)。なお、以下は2017年9月末での情報ですので、必ずホームページや大学院入試説明会、願書などを通じ、最新の情報を得て入試に備えてください。

研究者養成プログラム

出願資格 大学卒業(見込みを含む)またはそれと同等以上の学力があると認められる者
選考方法

学力試験および提出書類を総合して行う。

第1次学力試験(筆答試験)*
 論文試験 大学院において専攻を志望する科目 1科目
 専攻を志望する科目に関連する科目として指定される科目 1科目
 外国語試験 1科目(志望する専攻分野により英、独、仏、露語から選択)
 *外国人特別入試の場合は、論文試験1科目と日本語作文試験。

第2次学力試験(口頭試験)
 第1次学力試験合格者に、提出書類、筆答試験の内容を中心に行う。

高度社会人養成プログラム

出願資格 大学卒業(見込みを含む)またはそれと同等以上の学力があると認められる者
選考方法

学力試験および提出書類を総合して行う。

第1次学力試験(筆答試験)
 論文試験 受験者が選択する 1科目
 外国語試験* 1科目(志望する専攻分野により英、独、仏、露語から選択)
 *外国人特別入試の場合は、日本語作文試験。

第2次学力試験(口頭試験)
 第1次学力試験合格者に、提出書類、筆答試験の内容を中心に行う。

高度社会人養成プログラム(社会人特別)

出願資格 大学卒業またはそれと同等以上の学力があると認められる者であって、入学時に大学卒業後3年以上の社会経験をもつもの
選考方法

学力試験および提出書類を総合して行う。
提出すべき論文の内容は、法律問題、政策または政治に関するもので、社会人としての経験に関連するもの。

グローバルマスタープログラム(GMAP)

出願資格 大学卒業(見込みを含む)またはそれと同等以上の学力があると認められる者
選考方法 書類選考①英語能力を証明する書類(TOEIC 等の外部英語試験)、②研究計画書(英文で1500語以内)および学力試験(口頭試験)(海外居住者の場合はビデオ通話による面接も可能)を総合して行う。

法曹リカレントプログラム(社会人特別)

出願資格 大学卒業またはそれと同等以上の学力があると認められる者であって、職業法曹等の資格を有するもの
選考方法 学力試験(口頭試験)および提出書類を総合して行う。
提出すべき論文の内容は、法律問題、政策または政治に関するもので、社会人としての経験に関連するもの。

2 博士課程後期課程

研究者養成プログラム

 本研究科前期課程を修了した学生は、進学試験に合格することにより、後期課程研究者養成プログラムに進学することが可能です。検定料は必要ありません。研究者養成プログラムへの進学試験は、修士論文を中心に行う口頭試験と1ないし2科目の外国語についての筆答試験とからなります。なお、前期課程で研究者養成プログラムに在籍した学生は筆答試験が免除されます。法科大学院を修了した学生も口頭試験などによる進学試験に合格することにより後期課程に進学できます。

 他大学大学院で修士号を取得した学生は、後期課程入学試験に合格することにより、後期課程への入学が可能です。検定料は30,000円です。入学試験は、修士論文を中心に行う口頭試験と1ないし2科目の外国語についての筆答試験とからなります。法科大学院修了者も、論文試験、外国語試験及び口頭試験からなる後期課程特別入試に合格することにより後期課程への入学が可能です。

高度社会人養成プログラム

 本研究科前期課程を修了した学生は、進学試験に合格することにより、後期課程高度社会人養成プログラムに進学することが可能です。検定料は必要ありません。高度社会人養成プログラムへの進学試験は、修士論文を中心に行う口頭試験と1科目の外国語についての筆答試験とからなります。法科大学院を修了した学生も口頭試験などによる進学試験に合格することにより後期課程に進学できます。なお、進学時に大学卒業後4年以上の社会経験を持つ者は修士論文を中心に行う口頭試験による社会人特別進学試験を受けることができます

 他大学大学院で修士号・専門職学位を取得した学生は、後期課程入学試験に合格することにより、後期課程への入学が可能です。検定料は30,000円です。入学試験は、修士論文を中心に行う口頭試験と1科目の外国語についての筆答試験とからなります。なお、入学時に大学卒業後4年以上の社会経験を持つ者は、修士論文を中心に行う口頭試験による社会人特別入学試験を受けることができます。法科大学院修了者も、論文試験、外国語試験及び口頭試験からなる後期課程特別入試に合格することにより後期課程への入学が可能です。

高度専門法曹養成プログラム

 高度専門法曹養成プログラムでは、(1)法曹資格を有する者及び(2)法曹資格を有しないが一定の要件を満たす者に出願を認めています。(2)の場合には、出願の前に出願資格の審査を申請する必要があります。出願資格及び出願資格の審査の詳細については、学生募集要項をご確認下さい。選考は、出願書類と面接試験の結果を総合考慮して行います。

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