概要

「法曹コース」について

いわゆる「法曹コース」の設置に向けた検討について

文部科学省中央教育審議会大学分科会法科大学院等特別委員会では、法学部等において、自校又は他校の法科大学院と連携して、体系的・一貫的な教育課程を編成し、法曹志望の学生等に対し学部段階からより効果的な教育を施すことを目的とする「法曹コース」を導入するとの方針が示され、制度化に向けた検討が進められています。「法曹コース」の修了生には、連携先等の法科大学院の入試において、筆記試験を免除した推薦による入試など、特別の選抜制度を設置することが見込まれています。詳しくは、「「法曹コース」に関する考え方について(案)」をご覧ください。

神戸大学法学部では、上記のような「法曹コース」(法科大学院進学プログラム(法曹コース))の設置に向けた具体的検討を行っています。法律基本科目(憲法、行政法、民法、商法、民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法)を中心とした学部の講義科目を、法科大学院進学後の高度な教育と接合しうるように改革します。

神戸大学法学部では、学部教育の段階から法曹養成を視野に入れた効果的な教育を行い、優れた資質・能力を有する者が早期に法科大学院に進学できる仕組み(学部3年・法科大学院2年のいわゆる「3+2」)を構築します。

2019.3.4

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